環境にやさしい農法で作られた昭和花き研究会のかすみ草と
乾燥植物(ドライフラワー)をテーマに展示を行いました。※中央通路展示の様子は後日掲載いたします。
かすみ草はフレッシュな状態でも、また乾燥させてドライフラワーとしても根強い人気のある花です。
また、染め色かすみ草は乾燥させても色が褪せがほとんどなく、1週間ほどで手軽に作ることが出来るため
ドライフラワーとして取り扱うお花屋さんも見られるようになってきました。
ドライ素材との相性の良さにも着目したい。
●昭和花き研究会
昭和花き研究会が位置する福島県 昭和村。
標高700mの高冷地の気候を生かして、ステムと花芽がしっかりとしたかすみ草を育んでいます。
かすみ草特有のにおいを少なくした品種「ニューホープ」をはじめ、カラフルな染めかすみ草など・・様々な観点から
かすみ草の可能性を広げる品種バリエーションが特色です。
においの少ない注目品種 自然豊かな奥会津 昭和花き研究会のかすみ草ハウス
【ニューホープ】
●安心安全なかすみ草
今年8月、いよいよMPS認証を受けたかすみ草が出荷開始されます。
環境にもやさしい切花生産を実践し、より安心安全なかすみ草をお届けいたします。
※MPS認証についてはこちらをご覧ください。大田花きでは、生産者の皆様のMPS取得を応援しています。
●植物をドライフラワーに生かす
奥会津の山中に生える”ミヤマカンスゲ”(ヒロロ)という植物は、細長い葉をドライにして縄を綯いカゴなどを作る材料になります。
素朴なヒロロ編みのカゴは、現代に受け継がれるもっとも身近なドライフラワー活用法です。
ヒロロ 乾燥させたもの(上) ヒロロを乾燥させて作られた縄 ヒロロから作られた山菜採りカゴは
フレッシュな状態(下) とても丈夫で草の香りがほんのりと香ります。
人間が古くから利用しているその暮らす土地にある植物は生(フレッシュ)のままの利用と、乾燥して(ドライ)利用することで
永続性を持つ利用があります。カゴとか、ヒモとか、縄とか、蓑(みの)とか・・・かすみ草が人気な理由のひとつは家庭で簡単に
逆さに陰干しすることで乾燥花(ドライフラワー)に加工することができるからです。
それはアルバムに写真を貼り、思い出や記憶を残して行くような作業です。
・・・昭和花き研究会HPはこちらよりどうぞ。
●ご注文について
かすみ草のご注文、お問合せは仕入第4チームまでどうぞ。03-3799-5000(代表)
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