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なつかしい秋の草花を飾る

 

群馬県 六合村 (くにむら) は、群馬県北西部、吾妻郡の人口約二千の村。
総面積の大半を山林原野が占める、自然豊かな土地です。
雄大な自然、その中には神秘的な「野反湖」、貴重な高山植物の宝庫「芳ヶ平」「大平湿原」があります。

高原や湿原に自生する花々は300種類以上。 村で栽培されているルドベキアソリダスター松虫草アゲラタム

六合村を代表する出荷品目です。

冷涼な高原の草花をショーケースにてご紹介いたしました。

 

六合村「野反湖」とノゾリキスゲの花                            

 
ショーケース展示風景
 

    

 
六合村の秋の草花 〜50音順敬称略…展示品のご提供ありがとうございます。〜

【松虫草】

生産者 黒岩 勇

淡い藤色の可憐な花が美しい松虫草。
開花後、実を付け無数の実は、針刺しの針坊主のような面白い形になります。
その姿かたちが、昔、巡礼にまわる人々が家々をまわってお布施を請うときに鳴らした 「松虫」という鐘に似ていたことから、「松虫草」と名付けられました。

ちなみに良く似たスカビオサは「西洋松虫草」といって

園芸改良品種です。

【カクトラノオ】

生産者 黒岩 正善

カクトラノオは「フィソステギア」別名「ハナトラノオ」とも呼ばれます。
このカク(角)とは、茎が四角ばっていることから名付けられました。
夏から秋にかけて咲く白やピンク、青い花が涼しげ。
切花でも花持ちが大変良く、2週間弱は花を楽しむことが出来ます。
水を良く吸うので水切れに気を付けて管理しましょう。

【セダム】

黒岩 正善

セダムは和名では大弁慶草と呼ばれます。
多肉質の葉は切り取って暫くおいてもしおれず、土に挿すと 根が出て元気よく育ちはじめる丈夫な性質を 弁慶にたとえたといわれます。

ちなみにSedum(セダム)は、ラテン語の 「sedere(座る)」が語源。 この種の植物が岩や壁にどっしり腰を据えて
張りついていることから名付けられたとか。 持ち前の丈夫さで、花持ちも大変良いのでおすすめです。

【フジバカマ】

生産者 黒岩 正善

フジバカマは、秋の七草のひとつとして万葉集にも詠まれた花です。
奈良時代に中国から帰化したと言われていますが、野生種は残念ながら絶滅に瀕する 植物となりました。
葉や茎を乾燥させると、クマリンという芳香成分が作られ桜餅のような良い香りがします。 中国ではフジバカマを乾燥させたものを”香水蘭”と呼んで、お風呂に浮かべて 香りを楽しみました。

【水引草】

黒岩 正善

上から見ると赤、下から見ると白に見えた花穂を、紅白の水引に見立ててこの名前がつけられました。茶花によく利用される楚々とした花。

【黒ホオヅキ】

生産者 篠原 啓吾

花は紫、緑〜黒がかった茎に小さな直径4cmほどの実が並びます。

オレンジのホオヅキにはない、落ち着いた独特の色合いが魅力的です。

【ほととぎす 立秋】

富沢 みち代

「鳴かぬなら鳴かせてみよう

ホトトギス」と言い表したのは豊臣秀吉でしたが、ホトトギスとは野鳥の名前。この小さな花は、その模様がホトトギスの羽毛に見られる斑点とソックリだということから名付けられました。

さまざまな園芸品種が出回っておりコレクターも多いことで知られています。和の趣を醸し出す、貴重な秋の花。

【ミセバヤ】

富沢 みち代

ベンケイソウ科の多年草。
ミセバヤとは「だれに見せばや(だれかに見せたい)」という感嘆の気持ちに由来します。 日本では古くから栽培されてきましたが、19世紀後半、オランダの植物学者・シーボルト によってヨーロッパに広まりました。
セダムと同様、大変丈夫で花持ちも良好です。

【ヒオウギの実】

富沢 みち代

アヤメ科のヒオウギ。

花が終わると細長いピーマンのような実をつけます。

やがて茶色く熟すと、殻の中からツヤツヤした黒真珠のような実が出てきます。

古来から、このつややかな黒い実を「ぬばたま」と言って「黒」や「夜」を連想させる枕詞(まくらことば)として、和歌に詠まれました。

ヒオウギの実はドライフラワーにもなり、オススメです。

【ヒペリカム】

本多 秀次

敬老の日やお月見の秋商材として欠かせないヒペリカム。ベリーレッドの鮮やかな実はアレンジのアクセントとして重宝します。

 

【ヘレニューム】

生産者 本多 秀次

北アメリカ原産のヘレニューム。日本には大正時代に渡来しました。 和名では「ダンゴギク」と呼びます。 ダンゴという名前は、中央の筒状花がやがて盛り上がってダンゴのように見える ところからつけられたようです。

1本からたくさんの花が取れるボリューム花材です。

【アゲラタム】

生産者 山田 正人

アゲラタムはメキシコ原産の花。 針状の花弁を持つたくさんの小花をパフのように咲かせます。 花色は青紫色のほか、白やピンクもあります。 花持ちは良好です。

     
     
 
六合村 産地紹介 〜六合村産の草花の魅力をご紹介します〜
 

【六合村は高原植物の宝庫!】


六合村は数多くの高原植物に恵まれた、山間高冷地にあります。
六合村が高原植物を出荷するようになったのは、かつて偶然に村を
訪れたフラワーデザイナーの中山晃氏が、山野草の美しさに目を留めて
栽培をすすめたことがきっかけだったといいます。
以来、標高600m〜1200mの高原に自生する山野草を殖やし
涼しい気候を生かしたクリスマスローズの栽培が行われてきました。

【六合村産の花はストレスフリー】

六合村産の草花の良いところは・・・
何と言っても、花の発色がすばらしいこと!

それは、花にストレスがかかっておらず、自然の気温、環境のもとで育ち
花を咲かせるからこそです。

高原に自生する草花はもとより耐寒性のある植物は六合村の気候にマッチするため

花本来の美しさが生きています。

【六合村産 おすすめの花】

■松虫草 


六合村に自生する代表的な山野草です。

高原の草原にしか自生しないため、低地ではお目にかかれない

めずらしい草花。

松虫草は野生に咲くものが格別に発色良く、美しいといわれます。

■レンゲショウマ

キンポウゲ科のレンゲショウマも六合村を代表する草花。
花がハス(蓮)に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることから
名付けられたそう。
うつむいて咲く姿が楚々として印象的な山野草でファンも多いとか。
茶花として良く使われます。


クリスマスローズ ←クリック!おすすめ商品のご案内にリンクします。


厳寒期に花が咲くクリスマスローズは六合村を代表する一大品目。
暖房を一切焚かずに、季咲き出荷しています。
花の発色の良さはピカイチ! 一日の気温差が大きい六合村の気候が
花を鮮やかにさせるのですね。
水揚げが難しいクリスマスローズですが 六合村では出荷箱ひとつひとつに

効果的な水揚げ方法を書いたビラを貼り、買っていただいたお客様へ

アフターフォローしています。安心してお使い下さい。

 

■枝物

六合村は赤ヅルキバコデマリツルウメモドキなど枝物の栽培もさかんです。

 

  


 

 
 
 
 
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