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歳時報告トップ>2005年4月26日

5月1日 スズランの日

フランスでは5月1日にスズランを贈る習慣があります。フランス語でスズランを「ミュゲ(Muguet)」ということから「ミュゲの日」ともいいます。日本名は「君影草(きみかげそう)」。大きな葉の下でそっと覆われるように咲くことからなんとなくイメージできますね。英名は「Lily of the Valley(谷間のユリ)」といい、属名の“Convallaria”も同様にラテン語の“Convallis”(谷間)に由来しています。この日にスズランをもらった人には幸福が訪れると信じられています。
(↑ この長い文章の中で、これが大事。だから「スズランの日」!)
花言葉は「純潔」。「繊細」とか「幸せは戻ってくる」という花言葉もあるようです。このような花言葉とは裏腹に、スズランには毒があるんですよ。花が散った後に出来る赤い実がおいしそうだからといって食べないでくださいね〜。
日本のお花屋さんで皆さんが見かけるスズランの多くは、ドイツ産のドイツスズランで、日本産のスズランより花が大きいことや香りが強いのが特徴です。その素敵な香りの強さからいくつもスズランの香水が出ているほどです。聖なる香りといわれ、好きな人にふりかけると自分になびいてくれるという、嬉しい言い伝えも。誰か試してしてみてください!その香りと愛らしい姿を共に楽しむために切花としてお部屋に飾ってもよし、園芸品として庭に植えてもよし、・・・私はやはり「純潔」という花言葉にあやかってお部屋に飾ることにします。
切りのスズラン
 
株式会社 大田花き