大田花き ロゴ 大田花きコーポレートサイトへ
イメージ 歳時報告
歳時報告トップ>2006年1月13日

1月6日〜9日 2006年 上海 ‘年宵花会’展示会 

会期 : 2006年1月6日(金)〜9日(月)
場所 : 上海国際農展中心 ( 上海農業展覧館 )


昨年に引き続き上海で開催された展示会に出展しました。
今回は高知市農協三里園芸部・周桑農協も共同出展です。

成田空港から約3時間、浦東国際空港に到着。
上海は長江の河口に位置する中国最大の商工業都市で、
1842年の開港以来国際貿易都市として今もなお劇的な
スピードで繁栄を続けています。
東洋と西洋、古さと新しさが混在する街です。

日本よりずっと南に位置する上海ですが、1月の平均気温は3℃。
その寒さが身に凍みる毎日でした。

 

 

まずは展示会にむけて必要な資材の調達市場へ向かいました。
上海で最大の花市場であった上海精文市場が昨年閉鎖され、
入場業者は市内5箇所に移転。その中で現在最も大きい市場を
訪れました。建物は3階建てで、1階は切花・鉢物の問屋街、
2階・3階は資材・造花の問屋街となっています。
店頭にはユリ・カーネーション・バラをはじめ中国国内で生産
されているものに加え、オランダ等からの輸入品も多く並べられ
バリエーションに富んだ品揃えとなっていました。

    切花問屋街
  

フリージア・ラナンキュラス・千日紅・ガーベラ・テッポウユリ・オリエンタルユリ・輪菊  などなどなど・・・

↑色とりどりに染められたネコヤナギ。
中国では人気アイテムのようです。
 

↑真剣に品定めする宍戸商品開発室長   

 

展示会場にて作業

限られた時間の中で三里園芸部・周桑農協・大田花きブースの展示作業は大忙し。

 

時間ギリギリでなんとか作業は終了しました。


今回の出展社は主に上海近郊の産地や業者で、胡蝶蘭・シンビジューム・牡丹を中心とした鉢物や、資材・造花や枝物(蝋梅・柳等)、
金魚等の販売が中心。その中で切花を華やかに飾った弊社ブースはたくさんの人の目を引き大好評でした。
来場者の多くはカメラ片手に大変興味深い様子。一般の方も多くいらっしゃいました。
  
 
◇ 大田花きブース ◇
  
  中国といえば赤!昨年と同じく赤を基調にした
  ブースは会場の中でも一際目立つ一角に。
 
この度も多くの産地の皆様に花材提供のご協力をいただき、誠にありがとうございました。
 
 安房農協西岬         ストック各種
 伊豆太陽農協         スナップ各種
 大分県農協花卉協議会   スイートピー各種
 鴨川農協 テッポウユリ   日の本
 高知市三里園芸部      グロリオサ  ミサトレッド
 酒田市袖浦農協       葉牡丹各種
 多野藤岡農協         シンビジューム各種
 土佐あき農協吉良川     千両
 とぴあ浜松農協        コデマリ
 豊橋農協            デルフィニューム各種
 はまゆう農協         スイートピー各種
 福岡八女農協         菊 神馬 精興光明 美吉野 ピンポン菊
 ブルームネット        カラー ウエディングマーチ
 松山洋蘭園          シンビジューム各種
 山形おきたま         アルストロメリア各種
 
◇ 周桑農協ブース ◇

ラインを生かし白塗りの枝や羽を散らした透明感のある
仕上がりに。青は中国の方にとって新鮮に映ったようでした。
試作品種のクリーム色のデルフィを中央に配しました。
◇ 高知市農協三里園芸部ブース ◇

雲竜柳に絡ませ、燃え盛る炎のように情熱的なグロリオサを
三里の生産者の方々が自らアレンジしました。
グロリオサは中国語で文字通り‘火炎花’と書きます。
              
                           ↑ 中国語の説明書きも準備。
  
会期中に現地コーディネートをお願いしている呉さんのデモンストレーションが行われました。
グロリオサやデルフィニュームを使ったアレンジ・花束の作成で日本の花をアピール。
観客とのコミュニケーションをとりながらのデモンストレーションで多くの方々に知っていただくよい機会となりました。
 
 (左から)   呉さん 
 大田花き   宍戸
          鈴木千春さん
 周桑農協   日和佐 正忠さん
 三里園芸部  山本英介さん
 大田花き   小杉

 フラワーコーディネーター鈴木さんには
 出展にあたり大変お世話になりました。 


  ← たくさんの観客に囲まれてのデモンストレーション

 

 

 

  ← 宍戸商品開発室長も飛び入りで花束を作成

 
花材提供のご協力をいただいた生産者の皆様をはじめ、関係者のお力添えにより上海での展示会は
大盛況のもと終えることができました。ありがとうございました。
 
 
 ☆ おまけ ☆

  上海といえば上海蟹。
  正式名称は‘シナモズクガニ’。主な生息地が長江流域であることから上海蟹と呼ばれる由縁とか。
  昔から「9月の雌、10月の雄」(新暦では「10月の雌、11月の雄」)と言われていています。
  旬は過ぎていましたが、その濃厚な味わいに舌鼓。みなさんもお試しください♪
 
株式会社 大田花き