父の日は1910年にアメリカ・ワシントン州のジョン・ブルース・ドット夫人という方が教会の牧師にお願いして
父の誕生月6月に父の日礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
ドット夫人のお父さんは軍人でした。 南北戦争の間、お母さんが女手一つで働きながら一家を支えてきました。
しかしお母さんはお父さんの復員後まもなく、疲労のため亡くなりました。残されたのは、男の子5人と女の子が1人。
父親は再婚せず、 6人の子どもたちを男手一つで育てたそうです。
その6人兄弟の末っ子の女の子が ドット夫人でした。
当時すでに母の日があったため、彼女は父の日もあるべきだと考え牧師協会へ嘆願したのです。
その6年後、1916年に『父の日』が認知されるようになりました。
1926年には、"National Father's Day Committee ”がニューヨークで組織され、1972年にはアメリカでは国民の祝日となりました。
『父親を尊敬し、称え祝う日』それが『父の日』なのです。 |